社外CIO
専任IT部門がない企業のための「外部CIO」サービス
戦略から運用まで一気通貫で統括
社外CIOは、社外の立場から経営とITをつなぐ「外部の情報責任者」です。専任の情報システム部門を置きにくい中小企業に代わり、経営目標と現場の実情を踏まえたIT戦略を一緒に描きます。
そのうえで、IT投資の方針づくりからシステム選定、導入・運用・改善までを一体でサポートし、「ベンダー任せ」「担当者任せ」になりがちなITのテーマを、経営の視点で継続的にマネジメントできるようにしていきます。
提供内容
企業の成長を支える包括的なCIOサービス
IT戦略立案
中長期の経営目標と現在のIT環境を踏まえ、「いつ・何に・どの程度投資するのか」を示すITロードマップを作成します。
あわせて、権限やルールといったガバナンスの枠組みを整え、プロジェクトの優先順位と投資基準を明確にすることで、迷いの少ない意思決定を支援します。
システム選定・評価
現場の要件に合うかどうかだけでなく、日々の運用のしやすさや、初期費用・月額費用を含めた総コストの観点から候補システムを比較・評価します。
ベンダーとのやり取りや契約内容の確認、受入テストの進め方についても中立の立場から伴走し、「入れてみたら想定と違った」というミスマッチを減らします。
効果測定
導入の目的に合わせて、工数削減やリードタイム短縮など、効果を確認するための指標（KPI）を設定します。実際の利用状況や数値を定期的に振り返り、「どのくらい効いているか」「どこにムダが残っているか」を整理します。
そのうえで、設定や運用ルールの見直しなど、次の改善アクションまで一緒に検討し、IT投資の手応えを高めていきます。
リスク管理
自社の規模や業種に合ったセキュリティ方針を定め、パスワード管理や持ち出しルール、バックアップなどの基本ルールを整理します。
あわせて、関連する法令・ガイドライン・社内規程との整合性を確認し、優先度の高い対策から無理のないステップで進められるよう設計します。
組織体制構築
中小企業でも実現可能な「ミニマムな情報システム体制」を設計し、
誰が何を担当するのかという役割分担を明確にします。
あわせて、社内勉強会やOJTなどの教育の場づくり、定例会や振り返りミーティングの運用方法を整え、担当者が変わってもIT運用が続く組織づくりをサポートします。
対象企業
社外CIOは、次のような課題や状況を抱える中小企業・団体に特にフィットするサービスです
専任IT部門を持たない中小企業
IT担当者がいない、あるいは総務・経理などがIT対応を兼任している企業。
日々の業務に追われ、IT戦略の検討や全体設計まで手が回らない状態を補います。
成長フェーズでIT基盤を整えたい企業
売上や拠点・人員が増え、これまでのやり方だけでは限界が見え始めている企業。
成長に耐えうる業務フローとIT基盤を、中長期の視点で一緒に設計します。
システムの乱立やムダを整理したい企業
部署ごとにバラバラにシステムを導入してきており、重複・非効率・使われないツールが増えている企業。
既存システムを棚卸しし、何を残し・何をやめるかを整理したうえで、
全体最適の姿を描きます。
対象企業のよくある状況
専任の情報システム担当者がおらず、経営者や管理部門がIT対応を兼任している。
システムやクラウドサービスが部署ごとに増え、全体像や費用が把握しきれていない。
ベンダーからの提案は多いが、自社に本当に必要かどうか判断しづらい。
DXや業務のデジタル化に取り組みたいが、「どこから手をつけるべきか」が決められない。
これまでに導入したシステムやツールが、十分に使いこなされず「宝の持ち腐れ」になっている。
