IT導入サービス
要件定義から受入テスト・運用立ち上げまで、中立の立場で伴走します
IT導入で実現すること
現場のばらついたやり方を標準化し、紙・Excel・二重入力を減らすことで、日々の業務に余裕を生み出します。あわせて、売上・粗利・案件・在庫などの数字をタイムリーに見える化し、「感覚」ではなくデータに基づく判断へと切り替えていきます。
ITに詳しい担当者がいなくても回る運用ルール・マニュアル・問い合わせ窓口までセットで整えることで、「入れたのに使われない」状態を防ぎ、導入したシステムを現場の標準業務として定着させます。
なぜ IT 導入が必要なのか?
業務効率化
手作業のデジタル化で時間と手戻りを削減
紙や口頭、Excelに分散している情報をシステムに集約し、入力の重複や探し物の時間を減らします。
正確性の確保
標準化と仕組み化で入力・集計ミスを抑止
入力ルール・承認フロー・チェック機能を仕組みとして組み込むことで、「人が気をつける」ではなく「仕組みで間違えにくくする」状態をつくります。
意思決定の高度化
データ活用で根拠ある判断につなぐ
売上・粗利・案件進捗・在庫などの数字をタイムリーに見える化し、「感覚値」ではなくデータに基づく打ち手を検討できるようにします。
SERVICE
日々の運用まで見据えた、現場起点のIT導入支援を提供します。
要件整理・現状可視化
- 現在の業務フロー・帳票・Excelファイル・システム構成を棚卸し
- 誰が・どのタイミングで・何に困っているのかをヒアリング
- 「理想論」ではなく、現実的に変えられる範囲と優先順位を整理
IT導入の目的とゴールを明確にし、「何のために導入するのか」を関係者間で共有します。
システム/ツール選定支援
- 要件への適合度・初期費用・月額費用・運用負荷などを比較
- ベンダーからの提案内容を第三者の視点で整理・翻訳
- 見積・契約条件・オプションの妥当性を一緒に確認します。
特定ベンダーに偏らず、中立の立場で、自社の規模と成長フェーズに合った選択肢を検討します。
導入・設定・データ移行支援
- 権限設計・マスタ設計・初期設定の方針づくり
- 既存データの整理・変換・移行手順の策定
- テストシナリオの作成と受入テストの実施サポート
「とりあえず入れてみる」ではなく、運用開始後に困らないよう、事前に決めておくべき項目を整理します。
運用立ち上げ・定着支援
- 操作マニュアルの作成
- 研修・社内勉強会・質問受付期間の設計
- 定例振り返りの場を設け、運用ルールや設定の改善を支援
導入直後の「慣れない時期」を乗り越え、現場の標準業務として根づくまで伴走します。
導入プロセス
一気にすべてを変えるのではなく、段階ごとに確認しながら進めます。
STEP1:
現状分析・課題整理
現在の業務の流れ・使っているツール・発生しているムダやミスを整理し、IT導入で解決したいテーマを明確にします。
この段階で「IT導入で解決できること/できないこと」の線引きも行います。
STEP2:
要件定義
誰が・いつ・どんな情報を扱うのかを整理し、「必要な機能」「あると便利な機能」を切り分けます。
あわせて、導入後の運用体制(担当者・問い合わせ窓口・承認フロー)もイメージします。
STEP3:
システム選定・提案
要件に基づき複数の候補をピックアップし、比較表を作成します。
機能だけでなく、コスト・サポート体制・将来の拡張性も含めて総合評価し、経営として判断しやすい形でご提案します。
STEP4:
導入計画・体制づくり
スケジュール・担当体制・テスト計画・リスクと代替策を整理し、「どこまでできたら次のステップに進むか」のチェックポイントを設定します。
日々の業務を止めない進め方を前提に、無理のない計画に落とし込みます。
STEP5:
設定・データ移行・テスト
権限・マスタ・帳票レイアウトなどの設定を行い、必要なデータを移行します。
実際の業務シナリオに沿ったテストを実施し、「この手順で運用すれば問題なく回る」というレベルまで確認します。
STEP6:
研修・本番運用開始
キーユーザー向けの詳しい研修と、一般利用者向けのポイントを絞った説明を行い、本番運用を開始します。
初期数週間は問い合わせ対応や設定微調整を集中的に行い、現場の不安を減らします。
STEP7:
定着支援・見直し
運用開始後の数値と現場の声をもとに、運用ルールや設定の見直しを行います。
小さな改善を積み重ねながら、「入れて終わり」ではなく「使い続けて成果が出る」状態を目指します。